2015年3月14日土曜日

F30 320i (型式3B20)の料率クラスの車両だけが異常に高い!?

料率クラスってなに?

料率クラスと言うのは車種ごとの保険料の料率の倍数を決定する物です。
車両の型式(車検証に書いてある)ごとに

・対人賠償保険
・対物賠償保険
・傷害保険
・車両保険

の4つの項目で決定されています。4つの項目毎に1〜9のクラスで表されています。
1が保険料が最も安く9が保険料が一番高いと言うことになっています。

また、この保険料率クラスは毎年更新され、その車種(型式)の事故による保険金の支払いが多いとクラスが高くなる傾向にあります。

料率クラスとは

過去に事故を起こした実績や保険金支払いの実績から車種毎の保険料のランクを付けています。

同型式の車が事故を起こせば起こすほど、リスクのある車として認定されて保険料率がアップする仕組みになっています。

車両クラス車両料率
1.0倍
1.2倍
1.4倍
1.7倍
2.0倍
2.5倍
3.0倍
3.6倍
4.1倍

つまり、料率クラス1と9の間には保険料が4倍の差になると言うことになります。

ではF30 320iの料率クラスは?

BMW3シリーズ320i(F30)型式3B20の保険料率クラスは
・対人賠償保険  4
・対物賠償保険  4
・傷害保険    4
・車両保険    7



となっています。車両保険以外は全て4で一般的な乗用車のクラスと変わりません。

しかし、車両保険だけは7と高額な部類に入っているようです
車両保険の料率クラスを車種の例と一緒にあげると以下のようになります。

車両クラス車種一例車両料率
スズキ・ジムニー13001.0倍
トヨタ・ヴィッツ1300/日産・セレナ20001.2倍
マツダ・デミオ1300/トヨタ・WillVi 13001.4倍
三菱・アウトレック20V/トヨタカルディナ20001.7倍
ホンダ・オデッセイ3000/BMW318ti2.0倍
トヨタ・MR-S/2.5倍
BMWF30 320i/ポルシェ・ボクスター/トヨタ・ソアラ430SCV3.0倍
三菱ランサー・エボリューションGSR3.6倍
マツダRX-7/ホンダNSX/フェラーリF3554.1倍

これを見てみてもわかるように、F30の車両保険はかなり高い部類に入ります。

ちなみに、去年(2014年)は車両保険の料率クラスは6でしたので、1ランク県事になります。

その他の項目は据え置きなので、F30の3B20のユーザは去年車用保険を使いまくったと言うことになるのかもしれません。若しかすると、車両盗難が多かったのかもしれませんが。。

いずれにせよ、保険料率クラスを見ると同じ車種に乗っている人の傾向がわかってきておもしろいですね。

来年は車両保険の料率クラスが据え置きか、下がっていることを祈っています。

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